DeFi初心者でも分かる!PancakeSwapの始め方を徹底解説

こんにちは!
今回はDeFiについて書いていきます!

このDeFiという言葉、暗号資産やNFT、Web3について勉強をはじめた人にとっては聞いたことがあるのではないでしょうか。

とはいえ、暗号資産を運用するイメージから「はじめたいけれど、なんとなく難しそう…」と思う方も多いでしょう。

この記事ではそんなDeFiに興味はあるけれど、始め方が分からないという方に向けてわかりやすく解説していきます。

本記事を読み進めれば、きっと「なんだ、簡単じゃないか。」と思えるはずです!
また手順が覚えられないという方は、この記事をブックマークして何回でも読み返せるようにすることをお勧めします。

それではDeFiの始め方について解説していきます。

DeFiとは

DeFiとは「Decentralized Finance」の略称で和訳すると「分散型金融」となります。

私たちが一般的に知っている銀行や証券会社はいわゆる「中央集権型金融」になりますが、DeFiはブロックチェーン技術を使った完全なる個人と個人(Pear to Pear)で直接やりとりできる金融を実現するものになります。

分かりやすくいうと、世界各国の銀行口座を持っていなくても、ウォレットがあれば世界各国の人で送金ができるのです。

このことから今、DeFiは世界中で注目されている新しい金融の形なのです。
しかし、まだまだDeFiを実際に利用している人は少ないのが現状です。

というのも、これはWeb3技術全てにいえることですが新しい技術すぎて法整備も整っていないくらい、まだまだ手探りで状態だからです。

イメージとしてはSNSが誕生した頃と似ています。

しかし、逆張り思考でこの時期にDeFiを始めることができれば後に時代の先駆者として得することができます。

世界規模でDeFiの代表的なサービス「PancakeSwap」は運用利回りが60%を超えるなど、通常の投資の利回り(5~7%)では考えられないリターンがあるので、その点でもDeFiは注目されています!

それでは、いよいよ「DeFiの始め方」について学んでいきましょう!

DeFiの始め方

DeFiを始める方法として、下記のステップに沿って解説していきます。

  1. 暗号資産取引所の口座を開設する
  2. 取引所でビットコインを購入する
  3. 暗号資産ウォレットメタマスクのインストール
  4. メタマスクをBSC対応にする
  5. バイナンスの口座を開設する
  6. バイナンスにビットコインを送金する
  7. ビットコインでBNBを購入する
  8. バイナンスからメタマスクにBNBを送金する
  9. PancakeSwapで運用開始

今回は初心者でもDeFiを簡単に始められる「PancakeSwap」を使った始め方について解説していきます。

PancakeSwap」を初心者におすすめするのは次のような特徴があるからです。

  • 世界最大規模の分散型暗号資産取引所である
  • 豊富な種類の暗号資産を交換できる
  • 暗号資産を預けることで、高利回りで運用できる

既に1兆円以上の暗号資産が取引されている実績もあり、理由としては何と言ってもその使いやすさからでしょう。

それでは、いよいよDeFiの始め方実践編です!

1. 暗号資産取引所で口座開設する

DeFiを始めるためには、まずは国内の暗号資産(仮想通貨)取引所で口座を開設しましょう。

口座を開設する理由としてはまず国内の暗号資産取引所でビットコインを購入しなければいけないからです。
またここで購入したビットコインは後ほど解説しますが「BNB」という通貨に交換されます。

いきなり「BNB」を買いたいところですが国内の取引所では扱われていないので、ビットコインと交換する先に挙げた手順が最も簡単かつ一般的な方法になります。

国内の暗号資産取引所はご自身が使いやすいところで問題ないのですが、どの暗号資産取引所がいいか分からない人は「GMOコイン」がおすすめです。

GMOコインの口座開設は10分ほどできるので、おすすめです!

2. 取引所でビットコインを購入する

暗号資産取引所で無事、口座開設ができたら「ビットコイン」を購入します。

なぜ「ビットコイン」なのかというと、DeFiで使うコインを購入するにはビットコインが必須になるからです。

初めは3〜5万円ほど購入すればOKです。

GMOコインでビットコインを購入する際は必ず「販売所」ではなく、「取引所 現物」で買うようにしましょう。

販売所で買うと手数料がかなり取られるのでお勧めしません。
取引所で直接買う、このことを「板取引」と言います。

3. メタマスクのインストール

「メタマスク」とは暗号資産ウォレットアプリのことです。

ウォレットは大きく分けて2種類あります。
一つは暗号資産取引所内のウォレット、もう一つはブラウザ(Google Chromeなど)に拡張機能としてインストールする「メタマスク」などのウォレットです。

DeFiを利用するにはメタマスクは必須なので、必ずインストールしましょう!

メタマスクのインストールは5分ほどでできます。

メタマスクのインストール方法はこちら

4. メタマスクをBSC対応にする

メタマスクのインストールが完了したら、メタマスクを「BSC(バイナンススマートチェーン)」対応に設定しましょう。

「BSC」は「Binance(バイナンス)」という世界最大級の暗号資産取引所が発行するブロックチェーンです。

今回解説する「PancakeSwap」では「BSC」を設定しないとDeFiを利用することができません。

それではメタマスクにBSCを設定する方法について解説します。

まずメタマスクに入り、右上のアイコンをクリックします。

 

続いて一番下の「設定」をクリックします。

下にスクロールすると「ネットワーク」の項目があるので、選択してください。

続いて「ネットワークの追加」をクリックします。

 

するとこのような画面に遷移するので画像のとおり入力してBNBを設定しましょう。

  • ネットワーク名:BSC Mainnet
  • チェーンID:56
  • シンボル:BNB
  • ブロックエクスプローラーURL:https://bscscan.com

上記項目が入力できましたら、保存をクリックしてください。

これで、メタマスクのBNB設定は完了です!

5. バイナンスの口座を開設する

次はバイナンスの口座を開設しましょう。

バイナンスは、アメリカのバイナンス社が提供する世界最大級の暗号資産取引所です。

バイナンス上ではビットコインを使って「BNB」を購入するので必ず口座開設しておきましょう。

また、バイナンスは国内の暗号資産取引所では購入することができない暗号資産も取り扱っているので、そういった面でも口座開設はお勧めです。

バイナンスの口座開設は1分ほどで完了するので、何も難しくはありませんよ!

まず初めに「バイナンス(Binance)」の公式サイトへアクセスしてみましょう。

公式サイトへアクセスすると『居住地』の選択画面になるため『承認』をクリックしましょう。

続いて、個人で開設するか法人(企業)で開設するかを選択します。

次に、画面の必要事項欄に入力をしていきます。


入力項目が埋まったら『アカウント作成』を押しましょう。

そうすると、『セキリュティ認証』画面に移るので、パズルを完成させます。

パズルが完成したら、先ほど登録したメールアドレスに、6桁の認証コードが送られてくるので認証コードを入力すれば「バイナンス(Binance)」への登録が完了します。

6. バイナンスへビットコインを送る

続いては2の章で購入したビットコインを「バイナンス(Binance)」に送りましょう。

バイナンス(Binance)」でビットコインを購入することもできますが、国内の取引所で購入するよりもかなりの手間がかかるのでお勧めできません。
ビットコインは国内の取引所で購入しましょう。

ちなみに「バイナンス(Binance)」への送金する際は手数料無料なので安心してください!

①入金アドレスを確認する

まずは「バイナンス(Binance)」にログインをします。
ログインができたら、右上のアイコンをクリックしてください。

アイコンをクリックしたら、メニューが出てくるので『ウォレット』を選択し、『フィアットと現物』を選択します。

画面が切り替わったら、『BTC(ビットコイン)』の入金を選択しましょう。

今回はビットコインを選択していますが、イーサリアムなど他の通貨であっても同じ手順です!

通貨を選択すると、次のような画面になるので『ネットワークの選択』の下矢印をクリックします。

ネットワークは『BTC(BitCoin)』を選択します。

ネットワークを選択すると入金アドレスが表示されるので、コピーしておきましょう。

これでバイナンスの入金アドレスの確認ができました。

 

②GMOコインからバイナンスへBTCを送金する

続いて先ほど確認したバイナンスのアドレスへビットコイン(BTC)を送りましょう。
GMOコインにログインしたら左サイドメニューの『入出金』、『暗号資産』を選択し、『ビットコイン』をクリックします。

ビットコインを選択すると以下のような画面になるので『送付』を選択し、『新しい宛先を追加する』をクリックします。

すると送付先情報の入力項目が出てくるので、先ほど「バイナンス(Binance)」でコピーしたアドレスを入力しましょう。

名称(ニックネーム):自分が分かりやすい名前を入れる(「Binance」などでOK)
ビットコインアドレス:バイナンスでコピーしたアドレスを貼り付け
登録する:入力が完了したらクリック
上記のことが完了するとこのような画面になるので、確認メールが届いているか見に行きましょう。
確認メールのURLにアクセスしましょう。
URLにアクセスするとこのような画面になるので『認証を完了する』を押して登録が完了です。
バイナンス(Binance)」のアドレスが登録できたら『宛先の選択』をして、ビットコインの送付額を入力して『SMSで2段階認証コードを受け取る』をクリックしましょう。
SMSで届いたコードを入力して、『確認画面へ』をクリックすれば送金完了です。

③バイナンスでBTCの入金を確認する

ここまでの手順でバイナンスにビットコインが送られているはずなので、早速バイナンスで確認してみましょう。

まず「バイナンス(Binance)」に戻り、『ウォレット』から『ウォレット概要』を選びます。

これでバイナンス内のビットコイン(BTC)の残高が確認できたら完了です。

  1. ビットコインでBNBを購入する
  2. バイナンスからメタマスクにBNBを送金する
  3. PancakeSwapで運用開始

7. ビットコインでBNBを購入する

それでは先ほどバイナンスに送金したビットコインでBNBを購入してみましょう。

バイナンス(Binance)」の画面上部のナビゲーションから『トレード』をクリック『クラシック』を選択します。

『クラシック』にアクセスすると次のような画面になるので、画像下の手順を行いましょう。

① BTC(ビットコイン)を選択する

②『BNB/BTC』のレートをクリック

③選択した『BNB/BTC』になっているかを必ず確認

これで購入する通貨BNBを選べました。

このままの画面で下にスクロールすると取引の入力画面が出てくるので画像下の手順を行いましょう。

  • 指値を選択する
  • 金額を入力する
  • 『BNB購入』をクリックする

また、暗号資産だけではなく株式などにも精通するのですが、指値を成行の違いは以下の通りです。

指値注文と成行注文の違い
指値: 自分が指定したレートになった際に取引される
成行:現時点のレートで取引される
今回は指値で注文しましたが、ご自分に合う方を選んでもらって問題ありません!
これでビットコインでBNBを購入することができました。
購入したBNBを確認したい時は『ウォレット』から『フィアットと現物』を選択します。
『フィアットと現物』の画面で先ほど購入したBNBが確認できれば完了です!

8. バイナンスからメタマスクにBNBを送金する

ここまで来ればあと少しです!

まずはメタマスクを開いてウォレットのネットワークが『BSC Mainnet』になっていることを確認しておきましょう。

もし他のネットワーク(イーサリアムメインネットなど)になっている場合は『BSC Mainnet』に接続し直してください。

続いてウォレットアドレス横の図形をクリックしてコピーをします。

アドレスをコピーしたら、続いて「バイナンス(Binance)」にログインしましょう。
そして、『ウォレット』から『フィアットと現物』を選びます。

『フィアットと現物』の画面になったら、続いて『出金』を選択します。

『出金』を選択すると出金画面になるので『仮想通貨の出金』をクリックします。

仮想通貨の出金画面になるので以下の項目を入力しましょう。

通貨: バイナンスに送る通貨を選択
アドレス: 先ほどコピーしたメタマスクのウォレットアドレスを貼り付け
ネットワーク: BSC(Binance Smart Chain) を選択
上記の項目を入力すると下のように出金額の入力画面が表示されるので出金額を『最大』を選択後、『現物』にチェックを入れ、『出金』をクリックしましょう。
『出金』をクリックしたらリスク警告のアラートの表示が出てくるので確認して『承認』をクリックします。
出金するアドレスとネットワークを確認したら『次へ』をクリック。
続いてセキリュティ認証に移るので『認証コードを取得』をクリックします。
モバイル(電話番号)かメールはどちらでも大丈夫です!
送られてきた認証コードを入力したら『提出』をクリックしましょう。
審査が完了したらメタマスクでBNBを確認して完了です!

9. PancakeSwapで運用開始

それでは、いよいよ最後のステップです!

まずは「PancakeSwap」にアクセスしましょう。

この業界は詐欺や偽サイトが多いので公式サイトに必ずアクセスしましょう。

公式サイトにアクセスすると右上に『Connect Wallet(ウォレットに接続)』とあるのでクリックします。
続いて、メタマスクと連携させます。
ウォレットに接続したら日本語に変換しましょう。
右上の地球マークをクリックして『日本語』を選択すると日本語に翻訳されます。

ステップ1:LPトークンをステーキングする

続いて画面上部の『獲得』から『ファーム』を選択します。
そうすると色々な「LPトークン」が表示される画面になります。
「LPトークン」とは「Liquidity Provider」の略で日本語で「流動性提供者」、つまりファウンドに渡すトークン(暗号資産)ということになります。
PancakeSwapといった分散型取引所(DEX)では完全にプログラムで動いているので管理者がいません。
そのため通貨を貸し借りするためには通貨のストックを利用者から提供しなければいけません。
BNBを例に挙げると『BUSD-BNB』はBNBとBUSDを交換するためのLPトークンになります。
この仕組みを利用してPancakeSwapでは流動性の供給をすると年率で報酬を獲得できるようになっています。
PancakeSwapでも特に人気な銘柄が本記事で紹介した「BUSD-BNB」になります。
この「BUSD-BNB」のステーキングのおおよその年率は27%になります。

ステーキング

ステーキングとは、対象の仮想通貨を保有しブロックチェーンのネットワークに参加することで、対価として報酬が貰える仕組みです。

これまで仮想通貨では、価格が安い時に仮想通貨を購入し価格が上がったときに売却することによって得られる売買差益を目的とした取引が一般的でした。一方で、ステーキングでは、対象の仮想通貨を保有することで継続的に報酬を得ることができます。

bitFlyer が提供するステーキングリワードサービス(Lisk)では、Liskを一定数量保有することで、bitFlyer が Lisk のステーキングサービスに参加することで得られた報酬の一部を受け取ることができます。

引用:https://bitflyer.com/ja-jp/s/glossary/staking

「BUSD-BNB」で流動性を供給させるには鉄則の比率があります!

それは「1:1」の割合で「BUSD」と「BNB」を準備することです。
そのために上部メニューの『トレード』から『通貨の交換』を選択して、BNBの一部をBUSDに交換(Swap)しましょう。

『通貨の交換』を選択すると交換取引画面になるので、交換したい量のBNBを入力して、交換先の通貨を「BUSD」を選択しましょう。
ここで先ほど述べた「1:1」の比率を守るために、必ず保有しているBNBの半分以下の量を交換するようにしましょう。
BUSDとBNBの準備ができたら、再び上部メニューの『獲得』から『ファーム』を選択しましょう。
『ファーム』を選択したら次の画面で『BUSD-BNB』をクリックしましょう。
クリックすると次のような画面になるので『BUSD-BNB LPを取得』をクリックします。
そして『BUSD』を『最大』にすると自動で通貨量が入ります。
入力された通貨量を確認したら『供給』をクリックします。
これで『BUSD-BNB』のLPトークンを発行できました。
LPトークンが発行できたらこちらをステーキングしていきます。
『BUSD-BNB』の有効化をクリックすると『LPをステーキング』と表示されるのでクリックしましょう。
ステーキングする通貨量の入力画面で『最大』をクリックすると自動で通貨量が入ります。
通貨量を確認したら『確定』をクリックしましょう。
これでひとまず、LPトークンのステーキングが完了したのでパンケーキが焼きあがるまで、1~2日ほど待ちましょう。
時間の経過とともに利息が発生するので、都度『収穫』をクリックして「CAKE」コインを受け取りましょう!

ステップ2:CAKEをステーキングする

さらにステップ1で受け取った「CAKE」コインもステーキングして報酬を受け取りましょう!

「CAKE」コインをステーキングするには、まず上部メニューの『獲得』から『プール』をクリックします。

『プール』のページに移るとこのように様々なステーキング先が表示されます。
今回は最高年率の『自動CAKE』を選びます。
ちなみに年率は驚異の59%です!
自動CAKE』を選んで『有効化』から『ステーキング』を選択しましょう。
続いてステーキングする通貨量を『最大』にして『確定』をクリック。
これでCAKEがおおよそ59%の利回りで運用できます!

まとめ

ここまで読み進んで下さった方はかなり根気強い方だと思います。

次世代の銀行DeFiを使いこなしてしっかり資産運用していきましょう!

今回のPancakeSwapの解説は以上になります。

お疲れ様でした!
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